静電容量式タッチパネルガラスタイプはGG（カバーガラス＋ITOガラスセンサー）とカバーガラスとセンサ面を一体化した静電容量方式のOGS(One Glass Solution)タッチパネルがあり、GG（カバーガラス＋ITOガラスセンサー）の方がより高い強度を持ち、お客様へ標準仕様として提供することができます。

赤外線投光器と赤外線イメージ・センサを組み合わせたものでイメージ・センサから照射された赤外線は、タッチ領域の4辺に置かれた反射粋で反射されてイメージ・センサがデータを受信します。
指でタッチされると赤外線が戻ってこなくなるので、イメージ・センサ上の影となって検出されます。影の位置からタッチ位置の影が分かるので、タッチされた場所がわかります。欠点は赤外線のモジュール大きさに限られているので、高ピクセル、ハイパワーができません。

インテリタッチの構成は、2 つの発信子、2 つの受信子、そしてケーブルと非常にシンプ ルな構成になっています。しかし、タッチ座標の検出は高度な超音波表面弾性波技術を駆 使した最新のテクノロジーです。 超音波表面弾性波方式のタッチパネルでは、トランスデューサでガラスパネルの隅に振動 を与えます。パネル側面の軸には、軸に対して 45 度の角度を持った共振子が並行して配 置されており、並行面で共振しながら一定の時間で順次信号が伝わります。共振子は 45 度なので共振方向と 90 度の方向にも表面弾性波は伝わります。トランスジューサ側の向 かい面でも同じく共振子が配置されており、最終的に受信用のトランスジューサに伝わります。 ガラス表面を指でタッチすることで、その部分の振動（エネルギー）が指に吸収されてし てしまうためです。